第二種電気工事士に働きながら2ヶ月で合格した勉強法【平日30分・土日3時間】

第二種電気工事士に働きながら2ヶ月で合格した勉強法のアイキャッチ

第二種電気工事士を取ると決めた。次の問題は、働きながら、いつ・何を・どれだけ勉強するかです。

試験範囲を見ると広く感じますが、僕が合格までにやったことは、振り返るとかなりシンプルでした。

この記事の結論
① 働きながら2ヶ月・約70時間で合格できた
② 平日30分+土日3時間。学科は配線図記号を軸に
③ 技能は直前1週間・毎日2題の集中練習で時間が余った

書いてる人:30代パパ/電力大手 約7年→通信大手4年目。第二種電気工事士は2016年・電力大手の1年目に、業務と並行しながら2ヶ月で取得しました。試験制度は変わることがあるので、最新の実施方式は公式サイトで確認してください。詳しい経歴

目次

結論:平日30分+土日3時間×2ヶ月。総勉強時間は約70時間だった

先にやったことの全体像を出します。

デンパパデンパパ
先輩に何度も直された。あれがなければ、我流のまま落ちていたと思う。
やったこと時間
学科(約7週間)テキスト1冊+平日30分・土日3時間約55時間
技能(直前1週間)毎日2題(30分×2回)の集中練習約7時間+α
合計2ヶ月・業務と並行約70時間

特別な才能も、長い準備期間も要りませんでした。
必要だったのは、「学科は配線図記号を軸に」「技能は短期集中」という順番の設計だけです。

この記事が向いていない人

合格までの5ステップ

手順1:テキストを1冊に決める(浮気しない)

僕が使ったのはオーム社の対策テキスト1冊だけです。オーム社は電気系資格の定番出版社で、現在も第二種電気工事士向けの対策書が毎年改訂されています。

大事なのは銘柄選びより、1冊を最後まで回すこと。複数のテキストに手を出すと、どれも中途半端になります。

手順2:平日30分+土日3時間のリズムを固定する

働きながらの資格勉強は、「時間ができたらやる」だと確実に消えます。
僕は平日は毎日30分、土日は3時間と決めて、量ではなくリズムを守りました。忙しい日でも30分なら死守できます。

手順3:公式は「暗記→実際に計算」で体に入れる

学科には計算問題(オームの法則など)が出ます。よく「計算は捨てて暗記で稼ぐ」という攻略も見ますが、僕は公式を暗記したうえで、実際に手を動かして計算し、体に染み込ませるやり方を取りました。

公式を「見て覚えた」だけでは本番で手が止まります。2〜3回自分で解けば、計算問題は安定した得点源に変わります。

手順4:配線図記号だけは完璧にする(学科と技能の接続点)

学科でいちばん苦労したのは配線図記号の暗記でした。そして、いちばん力を入れるべきなのもここです。

理由は単純で、配線図記号は技能試験にそのままつながるから。学科のためだけの暗記ではなく、技能の図面読解の土台になる——ここを完璧にしておくと、後の技能練習が一気に楽になります。

手順5:技能は直前1週間、毎日2題の集中練習

技能試験の練習は、試験前の1週間に毎日2題(30分×2回)。これで公表されている候補問題をほぼひと回りできます。

だらだら1ヶ月やるより、短期間に毎日手を動かす方が、手順が体に残ります。本番では時間が余りました。やり込んだ分だけ、当日は作業になります。

つまずきやすい箇所と、その場での対処

①「教えてくれる人」がいるかどうかが、技能の合否を分ける

正直に書くと、僕には恵まれた環境がありました。技能の練習は、職場の技術部門の先輩にマンツーマンで見てもらえたのです。工具も練習材料も会社が用意してくれました。

独学の人は、この「先輩役」を解説動画や通信講座で代替するのが現実解です。自分の作業のどこが間違っているかは、自分では気づけません。お手本と見比べられる環境を、練習を始める前に用意してください。

② 一発失格の「欠陥」を知らずに練習してしまう

技能試験には、1つやっただけで不合格になる「欠陥」の基準があります。僕が先輩から最初に教わったのも、銅線の剥き出しなど、一発アウトになるポイントでした。

きれいに早く作る練習より先に、「何をやったら失格か」を頭に入れる。順番はこっちが先です。

③ 複線図を省略して、いきなり作り始めてしまう

時間が惜しくて図を書かずに手を動かしたくなりますが、先輩に叩き込まれたのは逆でした。制限時間内でも、まず配線図を丁寧に書き起こす。図が正しければ、あとは手を動かすだけ。図を省くと、配線ミスに終盤で気づいて手遅れになります。

④ 工具と練習材料のコスト

僕は会社が全部用意してくれましたが、独学の場合は工具セットと練習用ケーブル・器具で数万円規模の初期投資になります。受験を決めたら早めに揃えて、その分しっかり回収する練習量をこなすのが合理的です。

試験直前チェックリスト(3つだけ)

  • 複線図を書き起こす時間を、作業時間の中に確保したか
  • 一発失格になる「欠陥」の基準を最新版で確認したか
  • 候補問題をひと回りして、時間内に完成する感覚をつかんだか

次に困ること:「独学でやり切れるか不安」な人へ

この記事の勉強法は、「先輩役」がいた僕の環境をベースにしています。独学に不安がある人にとって、テキスト・動画・通信講座をどう組み合わせるかが次の検討事項になります。教材の具体的な選び方は、この記事に追記していく予定です。


働きながらの2ヶ月、約70時間。

それだけの投資で取った技能が、10年経ったいまも手に残っています。
リズムを決めて、記号を固めて、直前1週間やり込む。順番さえ間違えなければ、働きながらでも届く試験です。

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この記事を書いた人

30代・大企業勤務の1児のパパ。電力大手から通信大手へ転職して手取り+256万円、時短勤務の1年でも手取り500万円台を維持。8年分の自作家計簿の実数で「大企業を辞めずに、家族時間と収入を両立する」方法を発信しています。

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